「売上」は意味がない?
本当に見るべき「数字の本質」
こんにちは!
田中佑介です。
これまで、時間を捻出する具体的な考え方と「間違った情報を手放す」という話をお伝えしました。
今日は、
「数字の本質」
の話です。
経営は、日々、様々な数字に触れますよね。
売上、客数、客単価、広告レポート、再来店率、利益、人件費、原価、家賃、税金。
挙げ始めればキリがありません。
数字から良いところ・悪いところを見て、次に何をするかを考えます。
つまり、
数字の「見方」が、
そのまま経営の結果に直結します。
でも、はっきり言います。
私は数字が苦手!
というか嫌いです!!
…笑汗
このお便りを書く前も経理を終わらせましたが、マジで辛かったです…笑
いやなんか、話の骨を折るようで大変恐縮ですが、現場育ちの現場人間なので許してください。
でも、そんな私も、開業時は毎日毎日、数字を見ていました。
大赤字が続いた半年間。
- 今日一人増えた
- 今日は新規が来なかった
- 今、売上これくらい
- だから今月は大体これくらい
- あと何人増やせばいい?
- 週だったら何人?
- そのためには広告費をどれくらいかける?
- 残り残金がこれくらいだから、まだ使える
そんな感じで、数字の動きに毎日一喜一憂です。
元々苦手だった数字が、その頃に確実に嫌いになりました笑
で、サロンが落ち着いてくるとともに、徐々に見なくなり、
今は月一の経理の時の確認だけで、途中の進捗もほぼ見ていません。
スタッフに売上目標も課していません。
これは後から理解したのですが、
特に「売上」の数字は、
全く意味がないのです。
数字の進捗を毎日見ても、経営は1ミリも前に進みません。
一喜一憂するだけ、無駄なのです。
- 売上 〇〇円
- 店舗数 〇〇
- 年商 〇〇
こうした数字に憧れたり、目標にする方も多いです。
でも、
これらも、
何の指標にもなりません。
「年商3,000万円」と聞くと、すごそうに見えます。
でも、利益がゼロなら、何の意味もありません。
「3店舗経営しています」と聞くと、立派に見えます。
でも、3店舗合わせて赤字なら、それは健全な経営ではありません。
売上はあっても、
赤字なんていうのは、ザラにあります。
売上が大きいほど、税金も、人件費も、原価も、家賃も、すべてが大きくなります。
売上が伸びても、それ以上にコストが伸びれば、手元に残るお金はむしろ減ります。
経営が成立するのは、売上があるからではありません。
利益があってこそ、
経営は成立します。
だから、本当に見るべき数字は、売上ではなく利益なのですが。
前回、情報の集め方で「大衆は間違う」とお話ししました。
これは、数字の「見方」でも共通しています。
売上の大きさを誇る。
店舗数を誇る。
年商の桁を誇る。
これらは、SNSや経営者の集まりで、よく出てくる話題です。
そして、これらに憧れて頑張っている人も、たくさんいます。
それは素晴らしいことですし、目標を持つのは良いことだと思います。
でも、
規模だけが膨らんで、
オーナーは現場から離れられず、
忙しさは増す。
これは、間違いだと思います。
あなたが本当に望むのは、
数字、ですか?
年商5,000万円という数字が、欲しいですか?
3店舗という数字が、欲しいですか?
たぶん、違いますよね。
あなたが本当に望んでいるのは、その数字の先にある「状態」のはずです。
- 家族との時間や、好きな人と過ごす時間
- 自分の意思で選べる人生
- サロンワークだけに依存しないで、趣味や好きなことを楽しめる状態
- スタッフが豊かに幸せに働ける環境
- 買いたいものを遠慮なく買う、海外旅行に行く
- もう1段、もう2段、上を目指せる自分
こういった「望む未来の状態」が、本当のゴールのはずです。
そこにはお金と、もうひとつ「時間」が必ず必要なので、時間の捻出についても強くお話ししました。
時間が無くなる数字を追うと、いつの間にか、
数字に追われる状態になり、
時間は数字に食いつぶされていきます。
だから、追うべき数字は、
望む未来を叶えるための数字
時間を生む数字
これが、数字の本質です。
私が大赤字の時、意図せずに見ていたのは、その数字でした。
その時の体験から、シンプルにいうと、
使って、
使った分以上を、
後から回収する
ということです。
必要な数字を見るようになると、経営はシンプルになります。
数字は、ゴールではなく、
ゴールに向かうための
道しるべです。
お伝えしてきたことを整理すると、
- 必要なのは「時間」
- 手放すのは「間違った情報」
- 見るべきは「望む未来を叶える数字」
これらが、サロン経営を次の段階に進めるための土台です。
この土台を組み上げ続けるためには、それを実行し続ける環境を作る必要があります。
これらが揃って、はじめて望む未来に向かえます。
次回からは、
「望む未来を創る環境構築」
について、お伝えしていきます。
次回のテーマ
望む未来を創る環境構築
必ずチェックしてくださいね。
今日もありがとうございました。
それではまた!
田中佑介