AIの正しい活用の場所
田中佑介です。
今日は、AIをサロン集客に活用する際の「落とし穴」についてお話しします。
すごく長い記事になってしまったのですが、この内容、本当に大事なので、ぜひ最後まで読んでいただきたいです。
今まさにAI活用が急速に広がっている中、「これは便利だ!」と飛びついて、かえって集客を台無しにしてしまうケースが増えています。
まず、こちらの記事をご覧いただけますか?
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6555542
AIで作った画像を使って大きな問題になった事例です。
記事公開が終わったりもするかもしれないので新聞記事も載せておきます
↓
詳細は記事を読んでいただければわかりますが、要するに「ヘアスタイル画像をAIで作ってサイトに使った結果、不満感が生まれた」わけです。
今やAIを使えば、誰でも簡単に綺麗な画像を作れるようになりました。
専門的な知識も、高額なソフトも必要ありません。
スマホ一つあれば、数分で見栄えの良い画像が完成します。
あなたも、試しにやってみたことで「こんなに簡単に作れるんだ!」と驚いたことがあるかもしれません。
確かに便利です。時間もかからない。お金もかからない。使わない手はありません。
「これなら、プロのカメラマンに頼まなくても大丈夫かも」
「動画編集とか依頼しなくて良いかも」
など思ったかもしれません。
でもここに大きな落とし穴があります。先に紹介した記事の事例がまさにその落し穴に落ちた結果だと私は思っています。
まず画像や動画・テキスト作成などAIを活用して簡単に作れるようになりましたが、良くも悪くも「綺麗すぎる」んです。
光の当たり方が完璧すぎたり、構図が整いすぎていたり、色味が鮮やかすぎたり。
一見、素晴らしい画像に見えます。
でも、綺麗すぎるものって「逆に何か違和感がある」「現実っぽくない」という感覚を与えます。
AIを使い慣れた方なら、
「あ、これAIで作った画像だな」って、見ただけで判別できてしまいます。
手の描写がおかしかったり、背景の細部に不自然な部分があったり、髪の毛の流れが変だったり。
細かく見ていくと、必ずどこかに「ボロ」が出ていたりもします。
もちろん、AI技術も日々進化しています。
昨日できなかったことが、今日できるようになる。
というかなり早いスピードで進化しています。
使う側の私たちも学んでいけば、もっと上手にAIを使いこなせるようになっていきますし、AIそのものも成長していけば、この「いかにもAI」という違和感は、近いうちにクリアできるようになります。
実際、1年前のAI画像と今のAI画像を比べると、もう段違いのクオリティです。
もう少し、もっと自然な画像や生成ができるようになるのは、多分すぐに来るんじゃないかと思います。
でも、進化していけば、今回のような問題は起こらなくなるというのは、大きな間違いで、むしろ逆です。
不自然ではなく丁度良いものが、誰でも同じように作成できるようになるということは、それが出来なかった人やお店がこぞって同じクオリティで集客に参入してくるということで、今回のケースと同じように使えば同じような問題は多発します。
少し話はそれましたが、今回のケースで何が問題だったのか?
この問題の根底にあるのは、AIを使った「場所」です。
今回のケースの要因は、最終的に予約や問い合わせを獲得する「成約する場所」に、AI画像を落とし込んでしまったことです。
お客様が「この商品を買おう」「このサービスを受けよう」と判断する、まさにその場所に、偽物の画像を使ってしまった。
これが要因です。
サロンで言えばホームページ、そしてホットペッパービューティーのようなポータルサイトです。
お客様がそこを見て、「ここに行ってみよう」「この施術を受けてみよう」と決める場所です。
そこに掲載する画像は、お店のイメージでもあり、来店することを決める後押しをする役割です。
近年、画像や動画から提供される情報、内容ももちろんですが、これらのその画像を信じて来店します。
でも、実際に来てみたら「写真と全然違う」となったら、どう思うでしょうか?
二度と来店しないどころか悪い口コミを書かれるかもしれません。
そこにアクセスを流すための導線として使うSNS投稿やブログ。
ここにAI画像を活用するのもかなり注意が必要です。
というか、印象やイメージに影響する画像でAIを活用することは私はお勧めしません。
せっかく集客できても、まずリピートしません。
そして結局価格を下げる、一度きりの「安い価格目当ての新規客」ばかりが増えていく悪循環に陥ります。
新規のお客様は来るんだけど、二度目の来店がない。
クーポン目当てのお客様ばかりで、定価では来てくれない。
これってこれまでも起こってきていることです。
AIは使い方を間違うとその悪循環に向かうスピードを加速してしまいます。
では、AIは使わない方が良いのか?
それは違います。
AIは使わないのはもはや損失です。
大切なのは、「どう使うか」です。
AIを活用する上で重要になるのは、「自分がやる仕事の結果」と同じ、もしくは限りなく近い結果を出させることです。
単に「画像を生成させる」ではないんです。
AIに、あなた自身やサロンのことを理解してもらうことが大事なんです。
これ、ものすごく重要なポイントなので、もう一度言いますね。
AIに「あなたのこと」を理解してもらうんです。
多くの方がやってしまうのは、こういう使い方です。
「美容室の内装画像を作成して」
「ヘアスタイルの写真を作って」
「おしゃれなネイルの画像を生成して」
確かに画像はできます。
でも、それは「一般的な美容室」「一般的なヘアスタイル」「一般的なネイル」の画像です。
そこに「あなたのサロンらしさ」が抜け落ちているんです。
あなたのサロンの雰囲気は?
あなたが得意とする技術は?
あなたが大切にしている価値観は?
どんなお客様に来てほしいと思っている?
どんなスタイルを提案したいと思っている?
こういう情報が全く入っていない状態で、ただ「画像を作って」と言っても、それはあなたのサロンを表現する画像にはならないんです。
それは、正しいAI活用とは言えません。
こちらの動画をぜひ見てみてください。
内容は動画構成についてですが、テキストでも画像でも考え方は全く同じです。
この動画を見ていただければわかりますが、AIに良い結果を出してもらうためには、まずAIに「あなたのこと」を教える必要があります。
よく「AIは指示(プロンプト)が重要」と言われますよね。
「こういう指示を出せば、こういう結果が出る」みたいなノウハウが、ネット上にたくさん出回っています。
確かに、その通りです。指示の出し方は重要です。でも、それだけでAIを最大限に活用できるわけではありません。
どんなに素晴らしい指示を出しても、AIがあなたのことを理解していなければ、あなたが求める結果は出ません。
動画の中で解説されているように、あなたやサロンの情報をAIに理解させないと、どんなに良い指示を出しても、良い結果にならないことが多いんです。
例えば、こういう情報です。
- あなたのサロンのコンセプトは何か
- どんな年齢層のお客様をメインターゲットにしているか
- サロンの内装の雰囲気はどんな感じか
- あなたが得意とする技術は何か
- どんなスタイルを提案することが多いか
- あなたのサロンの強みは何か
- お客様からどんな風に言われることが多いか
こういった情報を、まずAIに教えます。
そうすることで、AIは「あなたのサロンらしい」提案をしてくれるようになります。
逆に言えば、これをやらないと、何度も何度も修正指示を繰り返すことになります。
「違う、こうじゃない」
「もっとこういう感じで」
「いや、そうじゃなくて」
こうやって、何十回も指示を出し直すことになるんです。
むしろ、作業時間が余計にかかってしまいます。
「AIで画像を作ろうと思って2時間かけたんですけど、結局納得いくものができなくて、諦めました」
なんてことになります。
だったら、一人のお客様の写真を撮らせてもらう方が、よっぽど早いですよね。
しかも、それは「本物」です。
あなたのサロンで、あなたが施術した、実際の仕上がりです。嘘も偽りもない、リアルな結果です。
商品やサービスのイメージを象徴する画像や動画は、オリジナルが間違いなく一番強いです。
私のサロンでもホームページなど成約をする場所の画像や動画はオリジナルのものを活用しています。
経営の要の「集客」の場所だからです。
そこをAIで済ませようとするのは、再来店のことも考慮していない「手抜き」と言わざるを得ません。
手抜きをした結果、今回のニュース記事のようなケースになるのは、ある意味当然かもしれないんです。
AIの活用法については、これからも随時お届けしていきたいと思っています。
実際、正しく使えば、AIは本当に強力な武器になります。
でも、今回の記事で話で、この問題の根底にあるのは、何だと思いますか?
ちょっと考えてみてください。
なぜ、AIで「偽物の画像」を作ってまで集客しようとしたのか?
それは、シンプルに言えば、「集客ができない」「集客の作業に追われている」ということなんです。
- お客様が来ない
- 新規が取れない
- 集客のための投稿や画像・動画作成する時間もない
だからAIで効率を上げよう
こういう流れです。
毎日の施術に追われて、集客のことまで手が回らない。
でも、集客しないとお客様は来ない。
だから、とにかく「楽な方法」「手っ取り早い方法」を探したくなる気持ちはよくわかります。
でも、むしろ状況を悪化させている。
大切なのは、AIの特性を理解して、正しい場所で正しく使うこと。
これに尽きます。
正しい場所で使えば、集客は確実に加速します。
あなたの作業時間は大幅に削減されます。
売上も利益も増えていきます。本当です。
では、「正しい場所」とはどこか?
まだ来店していない見込みのお客様があなたのサロンを知るまでには、いくつかの段階があります。
1. まず、あなたのサロンの存在を知る(認知)
2. 興味を持って、もっと詳しく見てみる(興味・関心)
3. ホームページやホットペッパーを見て、具体的に検討する(比較検討)
4. 予約を入れる(成約)
この中で、AI画像を使ってはいけないのは、3と4の段階です。
お客様が「ここに行こうかどうか」を真剣に検討している段階、そして実際に予約を入れる段階。
ここでは、絶対にオリジナルの本物の画像を使わなければいけません。
でも、1と2の段階、つまり「まず知ってもらう」「興味を持ってもらう」という段階では、AIが非常に有効なんです。
ただしターゲットを選べないブログやSNS投稿ではありません。
具体的なターゲティングができ、集客を加速できるのが「広告」です。
特にAIの力が発揮できるのが
- インスタグラム広告
- Facebook広告
- スレッズ広告
これらの広告で、まずあなたのサロンを知ってもらう。
興味を持ってもらう。
その段階で、AIを活用するとすごいです。
なぜこれらの広告でAIが有効なのかはいくつか理由があります。
効果的な広告運用をしようと思ったら、複数のパターンの画像やテキストを用意して、テストする必要があります。
どの画像が一番反応が良いか。
どのメッセージ訴求が響くか。
これを確認するために、10パターン20パターンとテストが必要になります。
これを全部手作業でやるのは大変です。
というか、AIが無かった時は手業でしかなかったできなかったです。
※本当に大変でした。
広告でもこの部分が課題だったのがAI登場で状況が激変しました。
AIなら一瞬で50パターンとか出せます。本当にすごいです。
広告テストを回すスピード・改善するスピードが段違いに早くなります。
つまり集客数・売上が上がりますし、上がるスピードも早いです。
特にインスタグラム、Facebook、スレッズで活用すると、本当にすごい効果が出ます。
「SNSだから結局AIで画像を作ることにならないのか?」
と思うかもしれません。
SNSなので画像は確かに必要です。
でもAIで作成はしません。
ですがAIで加速させます。
「???」
となるかと思いますが、次回、その理由と具体的な活用法を事例も公開して、詳しくお伝えしますね。
これを知っているかどうかで、集客の成果は本当に大きく変わります。
同じ広告費を使っても、AIを正しく活用している人と、そうでない人では、集客数が2倍、3倍と変わってきます。
次回お話しする内容は、規模も立地も業種も問わず、私も含め既に客数・売上を増やすことに成功している事例です。
これができれば、価格競争に巻き込まれることなく、あなたのサロンのファンになってくれるお客様を継続的に、そしてほぼ自動で集めることができます。
次回のメッセージも是非チェックして下さい。
それではまた!
田中佑介