田中のブログ 経営力強化セミナー情報

熱伝導

田中佑介です。先日、BSAメンバーさんからこんなご連絡をいただきました。
「集客はまずまず順調なんですが、改善点など個別に見てもらいたくて」
これ、めちゃくちゃ嬉しいご連絡なんですよね。 順調だからこそもっと良くしたい、という姿勢は、それ自体がすでに素晴らしいと思いますし、こういう前向きな相談をもらえると私もやる気が上がります(笑) 現在の個別対応はオンラインのみなんですが、実はこのご相談をきっかけに、リアルの訪問サービスも試験的に再開していくことにしました。
お知らせ
訪問コンサルティングサービスを試験的に再開します。
詳細はまた改めてお知らせします。
今日はそのことをきっかけに、集客において私が最も大切だと思っていることをお話しします。

コロナをきっかけに、オンラインへ切り替えた

以前は訪問コンサルティングをやっていて、実際にサロンに伺って現場を見て、一緒に考えてその場で動くスタイルでした。
当時のメンバーさんたちはみんな成果の出方が早くて、それが当たり前のように感じていたんですよね。
それがコロナをきっかけにオンラインへ切り替えざるを得なくなりました。 最初は「オンラインでも十分できる」と思っていたし、確かに情報を伝えたり話し合ったり資料を共有したりはオンラインで十分完結します。
それは今も変わらないし、オンラインの便利さは本当にありがたいとも思っています。
でもしばらくして、何かが足りないと気づくようになりました。 情報は伝わっているのに、何か大事なものが伝わっていない感覚というか……
おそらく私もメンバーの皆さんも、どこかでずっと感じていたんじゃないかと思います。
やっぱりオンラインよりも、リアルで一緒に進める方が一番良い。

リアルに戻したら、メンバーさんの結果が変わった

コロナが落ち着いてから、コミュニティでは月一回のワークショップを開催する形式に戻しました。
直接お会いして、同じ空間で話して、一緒に考えて動く。
すると変化が起きたんです。 売上利益を加速して伸ばすメンバーさんが増えて、オンラインだけの期間と比べると明らかに動きが速い、成果が出るまでの時間が短い。
結果がリアルの強さをそのまま証明してくれました。
数字が出るから言い訳しようがないですよね(笑)
私自身も、メンバーさんに直接お会いすることで「自分も頑張ろう」「あれにも挑戦してみよう」という気持ちが自然と湧いてきます。
会うだけで何かが動き出す感覚があって、これはいったい何なんだろうとずっと考えていました。
その答えが熱伝導です。

熱伝導とは何か

熱伝導とは、高い温度から低い温度へ熱が伝わっていく現象のことです。
物理の話ですが、これは人と人との間でも同じように起きています。
エネルギーの高い人と一緒にいると自分のエネルギーも上がる。
情熱を持って取り組んでいる人の話を聞くと自分もやってみたくなる。
本気でその商品やサービスを好きな人と話すと自分もそれが欲しくなる。
——これが熱伝導です。 オンラインでも熱は伝わります。
でもリアルの熱量は圧倒的で、声のトーン、表情、空気感、身振り手振り、その場の雰囲気——画面越しでは削ぎ落とされてしまう情報が、リアルでは丸ごと伝わります。
だからリアルで会った後の方が行動が速くて、成果が出やすい。
きっかけはオンラインでも全然いいんですが、
本当に大事なのはリアルです。

サロン集客における熱伝導の3つのプロセス

この話はサロンの集客で意識すると、特に効果を発揮します。
集客における熱伝導は3つのプロセスで動いています。
STEP
01
「熱」を作る そもそも熱がなければ伝わりません。
お客様が思わず誰かに話したくなるような圧倒的な体験、独自のコンセプト、その人にしかできないサービスを提供することがすべての起点です。

「このサロン、本当に良かった」「あの人に一度行ってみてほしい」と感じてもらえる体験は、技術だけじゃなくて、空間の雰囲気、接客の言葉選び、帰り際の印象まで、全部が「熱」になります。
STEP
02
「熱」を伝える 熱は広く薄く伝えても冷めやすいです。
少人数のコアファンと密なコミュニケーションを取ることで、口コミや共感が生まれます。

100人に広く浅く発信するより10人に深く届ける方が熱は伝わる、というイメージです。LINEで定期的にメッセージを届けたり、ブログで想いを語ったり、来店時に丁寧に関係を深めたり——そういった積み重ねがコアファンを作り、コアファンが自発的に熱を広げてくれます。それが口コミです。
STEP
03
「熱」を保つ 熱は時間とともに冷めていきます。
コミュニティを通じてファン同士が交流し、熱量が下がらない環境を作ることが重要です。

SNSのフォロワー同士がつながり合う、メルマガの読者がサロンへの愛着を深め続ける、定期的に会えるイベントや企画がある——そういった仕掛けが「熱を保つ」ことに繋がります。
一度お客様になってくれた人がずっとそのサロンのファンでいてくれて、そのファンが新しいお客様を連れてくる——このサイクルが回り始めたとき、集客ってもう苦しいものではなくなります。

そのヒントは、あなた自身の体験の中にある

熱伝導を理解するヒントは、難しいマーケティング書籍の中にあるわけじゃなくて、あなた自身の体験の中にあります。 あなたが強く共感したこと、時間やお金を払ってでも良いと思って買ったもの、参加したこと、推し活、所属しているコミュニティ、応援し続けているお店や人—— なぜそこにお金と時間を使うのか。なぜ誰かに勧めたくなるのか。なぜ離れられないのか。 そこには必ず熱伝導が働いています。 あなたが誰かの熱に触れて動かされた経験があるから、今もそれを続けている。
その体験そのものが、あなたのサロンで実現すべき集客モデルのヒントになります。
あなたが惚れ込んだサービスや場所には何かある。
それを言語化して自分のサロンに落とし込めたとき、集客の質が変わります。

商品が変わっても、熱伝導の原理は変わらない

サロンの商品やサービスは変化していきます。
流行が変わり、技術が進化し、お客様のニーズも変わっていく。
でも熱伝導の原理は変わらない。
人が人に動かされる仕組みは、いつの時代も同じです。
だからこそ熱伝導を理解していれば、どんな商品やサービスに変わっても集客は難しくないし、本質を掴んでいるから応用が利く。 今の集客に行き詰まりを感じているなら、方法や手段を変える前に、この熱伝導の原理に立ち返ってみてください。 自分のサロンに「熱」があるか。
その「熱」を誰かに伝えられているか。
その「熱」が下がらない仕組みを作れているか。
この3つを問い直すだけで、見えてくるものが変わります。
トータルビューティー集客構築セミナーでも、
この熱伝導については詳しくお話しします。
概念だけでなく、実際のサロン経営への落とし込み方まで
具体的に解説します。ぜひご参加ください。
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BeautySalonAcademy・BSA
田中 佑介

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田中 佑介

株式会社美容サロン繁盛研究所 代表取締役 / 美容室Felice オーナー 神奈川県川崎市にて美容室Feliceを経営。小規模サロンの「独自化」「集客の仕組み化」「利益アップ」を専門とする経営コンサルタント。 自身のサロンでは、完全週休二日・有給消化の環境を整備しながら、わずか1年半で年商約3000万円、スタッフ1人当たりの生産性100万円超えを達成。その実証済みのノウハウを提供するコミュニティ「BeautySalonAcademy(BSA)」を主宰し、全国50店舗以上の経営者の業績アップを支援している。 「1店舗でも年収800万〜1000万円」「好きな時に休める豊かで幸せな美容室経営」を実現してもらうべく、セミナーや店舗サポートを精力的に展開中。業界の常識に縛られない本質的な発言から、一部で「ブラック田中」の異名も持つ。プライベートでは2児のパパ。

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